同棲を決めて引っ越すのだけど、
住民票はどうすればいいの?
役所で世帯主はどうするか聞かれるけど何それ?
今回は、こんな悩みを解決します。
②住民票の移し方
現在彼女と半年間同棲生活をしており、2021年8月に入籍予定です。
1.同棲で住民票を移す必要はある?
結論:必要です。住民基本台帳法という法律があり、国民の義務になっております。
引っ越しをした場合は基本的に住民票を移します。
拠点の家があり、1年以内の出張などの場合は住民票を移さなくても問題にはなりません。
同棲の場合で考えると、お試し同棲のように短期間の同棲の場合や拠点が別にあり基本はそこに住んでいて
週の半分ほどお泊りに行くなどの場合は住民票の移動は必要ないです。
また同棲の後、結婚となった場合、住民票をあらかじめ移しておいた方が
公的手続きが楽ですし、保険やクレジットカードなどの住所も変更しないといけないので
同棲のタイミングで移動させておく方が利点が多です。
・手続きは無料なの?
自分で役所に取りに行けば無料です。
郵送で転出証明書を請求する場合は、郵送する切手代等がかかります。
詳細は自分の住んでいる市区町村の役場のホームページを見てみましょう。
2.住民票を移動させる手続き方法
・まずは用語の説明
転居とは:今住んでいる市区町村内に引っ越す場合です。
例:東京都荒川区○○から東京都荒川区△△への引っ越し。
転出とは:今住んでいる市区町村以外に引っ越す場合です。
転入とは:引っ越し後、届け出を出す市区町村以外からの引っ越してきた場合です。
例:東京都荒川区から出ていき(転出)し別の区の東京都世田谷区へ新たに住む(転入)。
転出証明書とは:自分の住んでいた市区町村に転出届を提出するともらえる証明書。
①転出届を提出し【転出証明書】をもらおう。
それでは手続き方法について解説します。今回は転出からの転入を解説していますが
基本的な流れは、転居も同じです。転居の場合は一つの役場で手続きが完結します。
この【転出証明書】が次に住む市区町村に提出が必須になるのでその手順を下に書きます。
①.1まずは今現在住んでいる地域の役所のホームページで各項目を調べる。
引っ越す前の、今住んでいる市区町村の役所のホームページで転出のページを探しましょう。
調べるのは下記の項目です。Googleで【○○市 転出】で検索するとどの市区町村でも出てきます。
開庁時間と窓口がどの日に空いているかを先に調べておいた方が良いです。
また今の時期コロナ等で通常の開庁時間が異なる場合もあるので注意が必要です。
①.2転出届に書く内容を知っておこう。
役所で転出届に各項目(その市区町村によって多少の違いがある)があり
そこに記入し窓口に行く流れが多いので先に確認しておくとスムーズに手続きが行えます。
①.3今現在住んでいる地域の役場に行く
役所の入り口には受付案内があります。案内の人に【転出したいのですが 】と
聞けば担当の窓口を教えてくれます。
待ち時間はその日の混み具合で変わりますが、自分が行ったときは
そこそこ混んでおり自分の前に10人ほど並んでいましたが
1時半ぐらいで転出証明書をもらえました。
②【転出証明書】を新しく住む市区町村の役所に提出し住民票を移そう。
【転出証明書】を持って転入届を新しく住む市区町村の役所に提出すれば
住民票の移動は完了します。それではその手順を確認しましょう。
転入届は引っ越し日より前には提出できません。
また引っ越ししてから原則14日以内に転入届を出すことが決まっております。
(コロナの影響で14日後でも認めてはくれます。詳しくは引っ越し先の市区町村に問い合わせましょう)
②.1まずは新しく住む地域の役場のホームページで各項目を調べます。
引っ越した後の市区町村の役場のホームページで転入について調べましょう。
Googleで【○○市 転入】で検索するとどの市区町村でも出てきます。
注意点は先ほどと同じで開庁時間を調べる事と
家を建てて新築の家に住む場合は図面などが必要になることもあるのでよく調べておいた方が良いです。
②.2役所に行く前に確認しておく事。
転入届を出すときには【転出証明書】にほぼ必要な情報があるので特にはないです。
・自分の引っ越す前の住所
・本籍
・今までの世帯主
・引っ越し先の住所
を押さえておけば問題ないです。
それと印鑑はどこの役所でも必要になると思うので持参しましょう。
②.3新しく住む地域の役場に行く
こちらも受付の案内に【転入届を出したいのですがどうすればいいのですか?】と聞けば
担当の窓口と転入届のある場所を教えてくれます。
自分が行ったときは前に1人ほどしか待っておらず、入館してから30分ほどで
全ての手続きが終わりました。
③世帯主をどうするのかを決める
転入届を出すときに聞かれるのが、世帯主をどうするのかです。
そこまで難しく考える必要はありません。
・世帯主とは
世帯主とは住民票に書かれている世帯の代表者の事です。15歳未満は世帯主になれませんが
その世帯に住んでいれば誰でも世帯主になれます。
・おすすめは二人とも世帯主パターン
収入がそれぞれあり、生計が別の場合は2人とも世帯主にしておけば間違いないです。
ただし婚姻届けを後々出す場合、その時世帯主を変更する必要が出てきます。
しかしその場でできる手続きなので特に気にする必要はありません。
どちらかが世帯主になり、もう一人が同居人となるパターンもありますが
住民票に相手の名前が記載されるので、万が一別れてしまった場合相手の名前が
二重線で消されはするものの読める状態で残ってしまいます。
これも他の市区町村に引っ越すと消えるのであまり気に留める必要はないですが
2人がそれぞれ世帯主で全く問題がないので自分たちはどちらも世帯主で同棲をしています。
婚姻届けを出さず、事実婚の場合は片方を世帯主にしてその扶養に入ることも可能です。
3.その他の注意点
・転入完了時、何枚か住民票(有料)をもらっておくと便利。
自分の場合は、転入が終わったその足で警察署に行き運転免許の住所変更も終わらせました。
この時、住民票が必要となります。
また、自分の働いている会社に提出する場合もあると思うので前もって会社に聞いておきましょう。
・ゴミ出しのカレンダーなども役所でもらっておくと便利。
前に住んでいた地域のゴミ出しのルールや、ゴミ出しの日などが変わるので
ゴミ出しカレンダーなどを役所でもらっておきましょう。
転入するとそのような案内やカレンダーなど一式をまとめてくれる場合もありますが
その市区町村によって変わります。
4.編集後記
いかがでしたでしょうか。住民票の移動はめんどくさそうに思われがちですが
いざやってしまえばすぐに終わります。
一度行ってしまえば、免許の更新も選挙も自分の住んでいる場所でできるようになるので
頑張りましょう。
また、結婚を前提にした同棲ならば婚姻届けを提出する際に必要な戸籍謄本も
今住んでいる場所の役場に取りに行くだけなので楽になるでしょう。
このほかにも同棲について記事を書いているので、読んでもらえたらうれしいです。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございマスカル。
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